食欲がない、
急に食べられなくなったのは
ストレス!?
食欲がない状態は、そう珍しいことではありません。誰でも一度は経験したことがあるかと思います。 一時的な気分の落ち込みや風邪などで、いつもより食事の量が減る分には問題ありません。しかし2週間以上経っても食欲が戻らない、体重が減っている、食べても味がしない、ぐったりしているなどの場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。
特にご高齢の方では、感染症や心筋梗塞、心不全、脳梗塞など命に関わる重大な疾患が隠れている可能性も考えられます。
このような状態が
続いていませんか?
- 食べたい欲求が湧かない
- 食べたいのに食べられない
- 食事を忘れる
- 少しずつ食欲がなくなっている
- 空腹感が湧かない
- 食べても味がしない、美味しくない
一つでも当てはまっている方は、放置せずに当院までご相談ください。
食欲不振・食べられない原因
食欲不振の原因は、大きく分けて4種類あります。
ストレスやうつ状態など
うつ病やストレス、不安、認知症、神経性食思不振症(しんけいせいしょくしふしんしょう)などによって、食欲不振が起こることがあります。
消化器などの疾患
胃や腸、肝臓、膵臓などの疾患にかかると、症状として食欲不振が起こることもあります。また、ご高齢の方では、感染症や心筋梗塞、心不全、脳梗塞など命に関わる重篤な疾患にかかっても、食欲不振以外の症状がはっきりしないこともあります。少しでも体調が変だと思いましたら、できるだけ速やかに医療機関を受診しましょう。
生活リズムの乱れ
起床・就寝する時間、食事を行う時間がバラバラになると、自律神経のバランスが悪くなるため、食欲不振に陥りやすくなります。
薬剤性(薬の副作用によって
起こる食欲不振)
鎮痛剤や抗生剤、向精神病薬、抗がん剤などの副作用として、食欲不振が現れることがあります。
食欲不振は
何の病気が考えられる?
以下の疾患にかかると、症状として食欲不振になることもあります。
食欲不振・食べられない
期間が続く場合には
ご相談ください
食欲不振は、身体の不調のサインでもあります。食欲不振のほとんどは一時的なものですので、ストレスや不安が解消されたり生活習慣を見直したりすることで、改善されます。 しかし症状が長引いている場合や悪化している場合は、重篤な疾患が隠れている可能性も考えられるので「ダイエットが上手くいく」「食事が面倒だからいいや」と思って過ごし続けるのはやめましょう。知らず知らずのうちに進行して、「発見した時点ではもう手遅れになっていた」というケースも少なくありません。 食欲不振でお悩みでしたら、まずは問診を行い、必要に応じて血液検査やエコー検査、胃カメラ検査を受けていただき重篤な疾患が隠れていないか確認します。
日本消化器内視鏡学会・日本消化器病学会専門医である院長が、早期発見・早期治療へ繋げられるようサポートして参りますので、どうぞお気軽にご相談ください。