外出すると腹痛・電車に乗ると腹痛が起こる

外出や電車に乗車した際、
突然腹痛・下痢に
襲われる…

「自宅で休んでいる時は平気なのに、外出中になると必ずお腹が痛くなる」 「病院で検査を受けても何も異常が発見されない」 このような症状や状況が続く場合は、「過敏性腸症候群」が疑われます。命に関わる疾患ではありませんが、長期間続くと日常生活に支障をきたしてしまいます。このページでは、外出先で急に起こった腹痛への対処法や、普段から行える対策について、解説します。

このようなお悩み
ありませんか?

このようなお悩みありませんか?

  • 大事な会議や試験の前になると、お腹が痛くなる
  • 電車に乗って通勤・通学する時に、突然腹痛が起こる
  • 下痢と便秘を交互に繰り返す
  • 症状のせいで外出を避けてしまう
  • 仕事中、何度もトイレに行きたくなる
  • 寝ている時、休日などには症状が現れない

これらの症状は周囲に相談しても「ただの腹痛でしょ」と思われやすいものです。
「なかなか理解してもらえなくて辛い」という方もおられます。これらの症状でお悩みの方は、自己判断で放置せず、まずは当院までご相談ください。

外出時・電車に乗った際に
お腹が痛くなるのはなぜ?

外出時・電車に乗った際にお腹が痛くなるのはなぜ?お腹が痛くなる原因ですが、まずストレスが大きく関与していると言われています。 腸は自分の意思とは無関係に、自律神経によってコントロールされている器官です。脳と腸の神経は「脳腸相関」とも呼ばれているように、密接な関係があると言われています。そのためストレスを感じると腸の働きも悪くなり、下痢や便秘などの症状が引き起こされるのです。検査を受けて大腸がんや腸閉塞といった重篤な疾患が発見されなくても、緊張が強まった時に腹痛や下痢、便秘などの症状が繰り返し起こる場合は、過敏性腸症候群の可能性が高くなります。
「外に出ると急に腹痛がやってくる」 「大事な会議・試験の日になると、時にお腹が痛くなる」 ということが何度も起きている方は、ぜひ一度、ご相談ください。

過敏性腸症候群に
なりやすい人は?

過敏性腸症候群になりやすい人は?ストレスを溜め込みやすい方、感じやすい方は過敏性腸症候群になりやすいと言われています。
特に「生真面目な方」「仕事に一生懸命な方」「他者からの評価で一喜一憂しやすい方」「自分の感情を押し殺してしまう方」は、ストレスを溜めやすい傾向にあります。また、多忙のあまり、食事する時間が不規則になったり栄養バランスが偏ったり、睡眠時間が不十分になったりすると、お腹の調子に悪影響を与えやすくなってしまいます。

腹痛の対策

日常生活に支障をきたすほどの症状が続くのは、肉体的にも精神的にも辛いことです。
そこで、お腹が痛くなった時の対処法と普段から行える予防策について紹介します。

「もしもの時」のための
薬を携帯する

「もしも腹痛が起きた時」に備えて、症状をすみやかに落ち着かせてくれる薬を持って外出すると、本当にお腹が痛くなった時に対処しやすくなります。また、「薬を持っている」という安心感によって、精神状態も落ち着きやすくなります。なお、薬には「合う」「合わない」がありますので、きちんと診察を受けて処方されたものを服用するようにしましょう。

胃腸に負担をかけない、
規則正しい食生活を

普段から消化の良い食品を摂るようにし、食べすぎ・飲みすぎは避けるようにしましょう。
暑い日でも冷たい飲み物よりも、常温もしくは温かい飲み物を選ぶなど、腸に負担をかけないようにすると良いでしょう。
また、「21時以降には食べない」「きちんと睡眠をとる」「規則正しい生活リズムにする」ことも大切です。仕事や学業などが忙しいと、これら全てを行うことはなかなか難しいかもしれませんが、一つだけでも取り入れ、生活習慣の改善を試みることをお勧めします。

普段からストレスを
遠ざける工夫を

無理のない適度な運動にはリフレッシュ効果があり、精神の安定と腸の働きの改善にも有効だとされています。散歩から始めてみるのも良いので、身体を動かす習慣を付けましょう。

お腹の弱さと決めつけず、
まずはご相談ください

お腹の弱さと決めつけず、まずはご相談ください症状が現れ始めた段階から対処するに越したことはありませんが、症状が長引いているとセルフケアで治すことは困難な可能性があります。
辛い症状を我慢するのは、心身ともにきついことです。「病院に行くのは面倒だ」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、日常生活が少しでも快適に過ごせるようになるのであれば、一度受診していただいたく方がよいかと思います。過敏性腸症候群に対して効果があるとされる薬は複数あり、患者様の症状に合わせて薬を調整いたします。また、腹痛や下痢、便秘などの症状は、過敏性腸症候群以外の疾患でも起こり得ます。重篤な疾患によって引き起こされていることもあるため、まずはその他の疾患が隠れていないかきちんと検査を受けることが重要です。
特に、「便に血が混じっている」「ダイエットしていないのに体重が減っている」場合は、大腸カメラ検査や血液検査などの検査を受けて原因を特定する必要があります。

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